11月18日は、いよいよボジョレー・ヌーボーの解禁日です。毎年この日を楽しみにしている……という人も多いのではないでしょうか。
そんな人のために、ボジョレー・ヌーボーと相性の良い神楽饗の魚を紹介します。
神楽饗の魚の特徴と、今回試した赤ワインの特徴
まず、神楽饗の魚の特徴と、今回試した白ワインの特徴を解説していきます。
熟成かじき鮪の麹漬け
淡泊であっさりしていて、柔らかい食感が特徴です。くせがないので、性別・年齢・好みにかかわらず楽しめるでしょう。
熟成本鰆の西京味噌漬け
上質な鰆だけが持つ、「パサつき感のない身」を持っており、柔らかくふっくらとしているのが特徴です。甘味もあります。
熟成キングサーモン麹漬け
神楽饗の看板商品であり、確かなうま味が感じられます。麹の自然な甘みがあり、上質な味に仕上がっています。
熟成銀鰈の西京味噌漬け
脂がしっかりのっていて、厚みのあるうま味を感じることができます。皮ぎしの脂も鮮やかで、主役を張ることのできる一品です。
近海ぶりの麹漬け
個性的で独特の香りを持つのが特徴です。身が非常にしっかりしていて、質感的にも味的にもしっかりとした存在感を覚えさせます。
熟成銀だらの麹漬け
この商品ならではの独特の甘みを持ち、脂がしっかりのっています。締りのある身であり、麹と非常によくマッチします。
ワインについて
「メゾン・ルイ・ジラール・ボージョレ・ヴィラージュ/メゾン・ルイ・ジラール」です。
本記事は2021年9月に作成しているため、2021年のボジョレー・ヌーボーはまだ解禁されていません。そのため、ボジョレー・ヌーボーと同じ地区で作られるワインであり、かつこのボジョレー・ヌーボーの代表格であるガメイで作られているワインをチョイスして、それと合わせてテイスティングしていきます。
ボジョレー・ヌーボーと同じく、「ガメイらしい」ワインであり、ガメイならではのラズベリー香やスミレの香りを感じます。ただし、ボジョレー・ヌーボー(「新酒」)よりもやや飲み口は重く、熟成したタンニンも感じられます。またラズベリー香も、フレッシュなものというよりはやや熟した香りだといえます。それもそのはずで、このワインは2016年に生まれたものだからです。
もっとも、前述したように「ガメイらしさ」は感じられるので、参考にはなるかと思われます。
関連記事:白ワインに合うおすすめ熟成魚は?熟成キングサーモン?
実際に試してみた!神楽饗の魚×フランス産赤ワインの組み合わせ
ここからは、実際に行ったテイスティングの結果を記していきます。複数人でテイスティングを行い、正直にレビューしていきます!
評価は5段階です。
熟成かじき鮪の麹漬け
かじき鮪は非常に食べやすくけれんみのない味わいであるのに、そこにワインが「臭み」を与えてしまっています。ただし食感の相性は悪くありません。「くせのある味わいを楽しめる」という人ならば悪くはないでしょう。3。
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熟成本鰆の西京味噌漬け
ワインのラズベリー感が、鰆のやや硬めの味によく乗ります。ラズベリー香がソースのように感じられ、新しい提案が可能となります。ワインのポテンシャルを引き出せる組み合わせで、ワイン重視派の人におすすめです。4。
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熟成キングサーモン麹漬け
可もなく不可もなく、の組み合わせです。サーモン自体がフレンチの素材としてありふれているため、大きく外れることはないでしょう。スミレの香りともよく合いますが、目新しさはありません。これがひとつの「採点基準」になるほど、オーソドックスで平均的な味わいになります。4よりの3。
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熟成銀鰈の西京味噌漬け
バターとワインを合わせたようなフレンチの一皿となります。麹の香りと銀鰈の脂が混じることでワインに負けず、またワインも魚に負けません。フレンチに振り切っており、「和食の一素材としての魚」の感覚はやや薄れます。ただし評価は、満点です。
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近海ぶりの麹漬け
皮ぎしのところはとても良いでしょう。マニッシュで力強い感じになり、非常にパワフルに食べられます。魚の持つパワーを、「肉のように」味わえる非常に珍しい皿です。点数は3.5です。
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熟成銀だらの麹漬け
評価は2です。たらの臭みが出てしまいます。脂分は良いのですが、魚のくさみが赤ワインとミスマッチで、銀鰈の下位変換な印象になってしまうでしょう。
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資格を持った人間も交えて複数人でテイスティングをしていますが、これはあくまでひとつの「提案」です。実際に「おいしい・おいしくない」の感覚は個人の舌に左右されるところが大きいので、上記の評価も絶対的な正解ではありません。ただ、「どれを選べばいいかまったくわからない!」という人にとっては、手助けのひとつとなるでしょう。
鍋谷萌子
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