節分にみんなが食べたい海鮮恵方巻きベストバイは?

節分にみんなが食べたい海鮮恵方巻きベストバイは?

2022年の節分は、2月3日の木曜日です。
節分は、「立春の前日に行うものであり、悪い鬼を追い払うための行事」とされてきました。ちなみに節分は「追儺(おにやらい)」という宮廷の催しが起源だと言われています。その宮廷文化がやがて日本全国の寺社に広がり、変化し、受け継がれ、今のようなかたちになったと考えられています。

なお節分で使う豆は、「魔を退治することのできるもの」「豆は痛みを消すことのできるもの」などの意味があることから、節分のときに使われるようになったとされています。
今回取り上げられる「恵方巻」と節分の歴史は、江戸時代~明治時代から始まったと言われています。この頃は花街で使われていたとされていますが、それが徐々に広まっていきました。ただしこのころは「恵方巻」という名前ではなかったとされています。今のような名前が付けられたのは1989年のころとされていて、広島にあるコンビニエンスストアが発祥だとされています。

人気の恵方巻の具材を知りたい!みんなどんなものを食べている?

人気の恵方巻の具材を知りたい! みんなどんなものを食べている?

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画像引用:フリー素材ぱくたそ

長い歴史を持つ「節分」と「恵方巻」ですが、現在では日本各地で広く親しまれるようになりました。
節分に欠かすことのできない食べ物となった恵方巻ですが、どのような具材を入れるかは各店舗・各家庭で異なります。

ただ、2017年にアットホームボックスが調べた恵方巻についての調査では、人気の具材の1位として「玉子焼き」が挙がっていました。複数回答可の調査ですが、玉子焼きを支持した人の割合は、全体の57.3パーセントに上ります。
そして2位には、魚の王様として名高い「マグロ」が入り、41.8パーセントの支持を獲得しています。
3位に入るのは親しみやすい「サーモン」で、これが全体の40.2パーセントとなっています。

「好きな具」を聞いた項目で支持者が40パーセントを超えたのは上記3つのみですが、4位には「キュウリ」が37.9パーセントで入っており、意外なほどに健闘しています。
ちなみに5位は、普遍的な人気を誇る「ツナマヨ」で35.8パーセントとなっています。

もちろん、恵方巻を選ぶ際には好きな具材が入った物を選べば良く、「〇〇の具材が入っていなければダメだ」という決まりはありません。
ただ迷ったのならば、マグロやサーモン、玉子焼きなどの入った恵方巻を選んでみるのもよいのではないでしょうか。

アットホームボックス調べ「恵方巻きの具は好きなものを7種類? 好きな具アンケートで決めてみました」

https://www.athome.co.jp/vox/life/95478/pages2/

熟成魚を巻くのもアリ!

熟成魚を巻くのもアリ!

恵方巻の具材として入れる海鮮類は、生のものを選ぶのが一般的です。刺身として食べられるマグロやサーモンを巻き込んで作る海鮮恵方巻は、非常に人気のあるものです。しょうゆを少したらして食べれば、新鮮な魚が口の中で踊ることでしょう。

ただ、このような生の海鮮を使ったものももちろんおいしいのですが、具材のひとつとして「熟成魚を焼いたもの」を入れてみるのも面白いものです。

焼き魚は、意外なほどに巻き寿司に合います。ここでは恵方巻を主に取り上げていますが、手巻き寿司などにも入れられることがあります。
味がしっかりついた焼き魚を巻き込んだ場合、しょうゆをかける必要がないうえに生魚を使ったものよりももちが良いので、お弁当などにも持っていけます。
「帰りが遅い家族のために恵方巻をあらかじめ作っておきたいけれど、冷蔵庫で保管するとご飯が硬くなってしまう……。でも生魚を使ったものを、暖房の効いた部屋に置いておくのも怖いし……」という場合でも、焼き魚を巻き込んだ恵方巻ならば安心です。

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恵方巻に使われる焼き魚の種類は、多種多様です。ブリを巻き込んだり、サバを巻き込んだり、タラを巻き込んだり……と、その時々で自在に作り分けられます。
ただ、やはりもっとも使いやすいのは「サーモン」でしょう。恵方巻の具材として高い人気を誇るサーモンですが、これは生で食べてもおいしく、焼いて食べてもおいしいものです。
親しみやすい味なので、老若男女問わずに食べられるのも魅力です。

完全にほぐした状態のサーモンを巻き込むのも良いのですが、ある程度形を残した状態で巻き込んでもおいしく食べられます。それほど味の強くないサーモンを使うのであれば、マヨネーズなどを一緒に入れると良いでしょう。逆にしっかりと味のついているサーモンならば、マヨネーズなどは必要ありません。
また、サーモンだけを具材にするのも悪くありませんが、上で挙げた玉子やキュウリ、レタスなどを入れてもおいしく食べられます。

神楽饗でも、しっかりと味のついた熟成キングサーモンの麹漬けを取り扱っています。そのまま食べても大変おいしいものですが、今回紹介したように、恵方巻の具材としてもお使いいただけます。なお、神楽饗のキングサーモンは化学調味料・保存料・白砂糖を使わずに作り上げています。
https://shop.kagurakyo.com/i/K0001

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。