熟成キングサーモン麹漬け

白ワインに合うおすすめ熟成魚は?熟成キングサーモン?

「白ワインと魚は合う」とよく言われていますが、魚の種類もワインの種類も無数にあります。そのため、その組み合わせは千差万別です。また、人によって好みも異なります。

ただそれでも、実際に組み合わせてみてレビューに目を通すことは、ワイン選び・魚選びの手助けになるはずです。

今回は、神楽饗の魚6種類と、チリ産の白ワインを合わせて実際にテイスティングを行い、「おすすめの組み合わせ」を探しました。白ワインのときの魚選びの参考にしてください。

神楽饗の魚の特徴と、今回試した白ワインの特徴

まず、神楽饗の魚の特徴と、今回試した白ワインの特徴を解説していきます。

熟成かじき鮪の麹漬け

淡泊であっさりしていて食べやすく、くせがないのが特徴です。柔らかくしっとりした仕上がりが特徴で、さっぱりと食べることができます。嫌味のない味わいは、老若男女問わずに楽しめるでしょう。

熟成本鰆の西京味噌漬け

脂身がのっているのが特徴です。鰆は、品質や処理が悪いとパサついた安っぽい味になってしまいますが、神楽饗の鰆はパサつき感がまったくなく、しっとりと仕上がっているのが特徴です。ふわっと広がる甘味も特徴です。

熟成キングサーモン麹漬け

神楽饗の看板商品なのが、この「熟成キングサーモン麹漬け」です。しっとりとしていて、確かなうま味が感じられるのが魅力です。麹の甘味がキングサーモンとベストマッチし、上質な味わいに仕上がっているのもイチオシポイントです。

熟成銀鰈の西京味噌漬け

脂がしっかりのっていて、強いうま味を感じさせます。特に皮ぎしの脂がよく主張します。食卓の主役になることができる一品であり、程よい塩味もまたこの商品の魅力だといえるでしょう。

近海ぶりの麹漬け

ほかの商品に比べるとややくせがあり、独特の香りをまとう個性派の一品です。「いつもの魚に飽きた」という人に愛されるでしょう。身も立っているため、たしかな食感が楽しめます。食べ応えのある魚を求めている人におすすめです。

熟成銀だらの麹漬け

独特の甘みを持つ一品であり、脂がしっかりのっています。また身もしまっているので、「食べた!」という感覚を得られやすいことでしょう。麹に非常によく合っていて、ご飯との相性も良い魚です。

ワインについて

「プダ シャルドネ/アレスティ」です。チリで生まれたワインであり、シャルドネで作られています。やや辛口の味わいで、トロピカル感が強く出てきます。レモンやライムなどのかんきつ系の香りを味わうことができ、非常にフレッシュで、若々しい雰囲気のワインです。さわやかで飲みやすいでしょう。よく冷やして、夏場や、暖房のきいた部屋で出したくなる一本です。取り扱い店舗によって価格は異なりますが、750ミリリットルで580円程度と、驚異的なコストパフォーマンスの良さを誇ります。

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実際に試してみた!神楽饗の魚×チリ産シャルドネの組み合わせ

ここからは、実際に行ったテイスティングの結果を記していきます。ワインの資格と、レストランの格付け資格を持つフードアナリスト・フードコーディネーターによる、歯に衣を着せない本音のレビューです!

評価は5段階です。

熟成かじき鮪の麹漬け

熟成かじき鮪の麹漬け

可もなく不可もない組み合わせです。魚が淡泊であるが故のあっさり感に、レモンの酸味とライムの酸味がのります。魚もワインも主張がやや弱いものであるため、合わないわけではありませんが、やや凡庸な印象になるでしょう。3。

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熟成本鰆の西京味噌漬け

熟成本鰆の西京味噌漬け

食べやすいし後味がすっきりします。「魚をさっぱりと食べたい」という人にはおすすめの組み合わせです。ただ、鰆に対してワインの方がやや強く出るため、「魚のうま味を存分に楽しみたい」という人には少し厳しいかもしれません。3よりの2です。

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熟成キングサーモン麹漬け

熟成キングサーモン麹漬け

神楽饗の魚は基本的に和風に仕上がっていますが、白ワインと組みあわせることでフレンチの人さらになります。麹がクリーミーさを出し、サーモンのコクが白ワインとよくマッチします。目新しさはないものの、安定したおいしさになるでしょう。4。

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熟成銀鰈の西京味噌漬け

熟成銀鰈の西京味噌漬け

鰈の脂身を、辛さのある白ワインがすっきりとまとめます。非常によく調和している組み合わせであるうえに、目新しさもあるためおすすめの組み合わせです。魚の新しい可能性も探ることができるでしょう。5よりの4と高い評価。

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近海ぶりの麹漬け

熟成銀だらの麹漬け

非常に高評価を下す人と、そうではない人に判断が分かれました。味自体の調和は獲れているのですが、やや硬めの質感を持つ魚であるため、白ワインがややうっとうしく感じられると評価する人もいます。4、あるいは2です。

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熟成銀だらの麹漬け

熟成銀だらの麹漬け

柔らかくふうわりとした味に仕上がります。ライムの酸味が入ることで、より銀だらのうま味が引き立たせられるのが特徴です。銀だらのポテンシャルが引き出せるうえに、新しさも感じられる組み合わせです。そのうえ、だれにでも愛される優しい味わいになるため、満場一致で「この組み合わせが一番!」と評価されました。文句なしの5です!

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ここで出た評価は、あくまで「それぞれの好みによるもの」であることも考慮すべきものです。

それでもひとつの参考にはなるかと思われますから、ぜひ役に立ててくださいね!

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。